
脂肪燃焼をするためには、苦手な運動をしなくてはいけません。時間をかけなくてはいけない。けれど、走っているあいだの時間がもったいないし、そんなに時間ありませんよね。普段の食事や生活で脂肪燃焼もできたら、どれだけいいことでしょう。そこで、今回は、代謝を上げて脂肪燃焼を助けてくれるものをご紹介します。
内臓脂肪と皮下脂肪とは
脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があります。
内臓脂肪とは、内臓周囲ー例えば腸の周りや心臓の周りなどーにつく脂肪のことです。内臓脂肪は血管に接しているために溜まりやすいですが、逆に吸収もされやすい状態です。よく健康診断の前に飲み会があったりで食べすぎたり飲みすぎたりすると、結果が返ってきて中性脂肪が上がってることがよくあります。すぐに吸収され、それらは余分なものの場合、内臓脂肪として一時的に保管されるんですね。
ガックリきてしまいますが、これを知ったあなたは大丈夫!実は内臓脂肪は運動に反応しやすいんです。つまり、いくら食べたり飲んだりしても、その後に脂肪燃焼させる有酸素運動をこなせば、内臓脂肪は溜まらずにすみます。40代になると、生活習慣病への対策も考え出さないといけません。その上で、このことは将来のためにも健康的にダイエットしていく点で大事なことになってきます。
皮下脂肪とはお腹周りにタプッとつくアレです。こちらはすぐにつくものではありませんが、すぐに無くならないものであることはよくご存じですよね。普段の食事や運動の習慣が影響するものなのですが、このサイトの項目を1つずつ実践してもらえると皮下脂肪を抑えることになってますので、ぜひ頑張ってください。
ビタミンB1・ビタミンB2
運動してもヤセにくく、太りやすくなったと感じているなら、代謝が落ちてきていることが原因のひとつです。代謝が落ちると、口からとりいれた食事を効率よくエネルギーにまわすことができず、脂肪として蓄えられていきます、皮下脂肪ですね。痩せやすい体質をとりもどすためには、代謝をしっかり上げていくことが大事です。
ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は脂質の代謝を助けてくれます。ビタミンB1やビタミンB2は、肉類にたくさん含まれています。ダイエットだからとお肉をとらないようにせず、しっかり摂って代謝を上げましょう。
ビタミンB1が多く含まれる食品
- 豚肉(ヒレ・肩・ロース・もも)
- ベーコン
- 牛肉
- うなぎ
- 乾燥大豆
- 乾燥こんぶ など
ビタミンB2が多く含まれる食品
- レバー
- うなぎ
- たまご
- 納豆
- まいたけ
- カマンベールチーズ
- さば
- とうがらし など
マグネシウム
あまり摂ることを意識されていないでしょうマグネシウム。抗ストレスミネラルとも呼ばれ、ストレスを受けたときに消耗されます。ストレスが多いと悩んでいる方は、マグネシウム不足におちいっているかも。そんなマグネシウムは、糖を代謝するために欠かせません。
さらに、ビタミンB1の働きを高めたり、300種類以上の体内酵素の働きを助けるちからがあり、炭水化物や脂質など、あらゆるものの代謝アップに貢献する成分です。また、マグネシウムは水の分子とくっつきやすい性質をもっています。腸内にマグネシウムが届くと、便と水分を結びつけて便をやわらかくし、排出されやすくします。酸化マグネシウムという薬が便を軟らかくする便秘薬としてよく使われますが、マグネシウムのこの水分を引き付けるという作用が関係しているのですね。便秘改善、腸内環境がキレイになることで、腸の消化・吸収のちからが上がり、よりヤセやすい体質になるでしょう!
マグネシウムを多く含む食品
- 玄米
- なまこ
- 納豆
- あさり
- あぶら揚げ
- あおさ、あおのり
- ひじき
- こんぶ
- 干しえびピュアココア
- インスタントコーヒー
まとめ
ビタミンB1やビタミンB2、マグネシウムは代謝を上げて、「自然と脂肪燃焼しやすいからだ」をつくるのに必須です。
ダイエットがうまくいかないのは、土台ができあがっていないからかもしれません。普段の食事から、マグネシウムや、ビタミンB1ビタミンB2など栄養を摂ることを意識しましょう。