少しお腹がへったとき、忙しいとき、ついつい、ふらっとコンビニに立ち寄ってしまいますね。
けれど、コンビニに置いてあるものは、手軽に食べられる高カロリー、高脂質なものばかり。ダイエット中にもかかわらず、太りやすいものに手を伸ばしてしまいがちです。
それでも仕事帰りについ寄ってしまう、家のすぐ近くにあって行ってしまうというかたへ、ダイエット中でも大丈夫なコンビニの利用法をお知らせします。
弁当ではなく単品を買う
弁当はいろいろ一緒にはいっていて、値段も手ごろ。忙しいときなどに、とくに買いたくなりますね。とてもおいしそうですが、よく見てください。まず太りやすいごはんに、からあげ、ウィンナー、たまごやきなど、揚げものや焼きものばかり。
当然、高カロリー・高脂質。油もどのようなものがつかわれているかわかりません。低価格だからと、安い油で揚げたり焼いたりされているなら、とてもからだに悪い。
おすすめは、単品のものです。1つ1つ値段が安くないぶん、買いすぎ・食べすぎをふせぐことができます。1つの食材にたいしてのカロリーや脂質、糖質など成分表示がわかりやすく、安心して食べられるのもメリット。
サラダチキン、温玉、サバ・ツナ缶、枝豆などは、低カロリー・低脂質で、とくにおすすめです。
糖質量を確認する
太る原因のひとつは、食後高血糖。糖質の多いものを食べると、インスリンが過剰に分泌され、脂肪が蓄積されやすくなります。いつ食べても太りにくくするには、糖質量がカギです。仕事帰り、夜遅くにふらっとコンビニに立ち寄ってしまったときは、とくに、糖質量に気をつけましょう。糖質量は10g以下が目安です。
成分表示を確認してみてください。ちょっとした間食なら、低糖質のスルメやサキイカ、ナッツなどを買うとよいでしょう。
甘いものを食べたくなったら
口がさみしいとき、甘いものを食べたくなったときも、コンビニをよく利用してしまうでしょう。甘いものは糖質のかたまりですので、夜遅くは厳禁です。日中に食べる甘いものとして、おすすめはつぎのものです。
カカオ70%以上のチョコ
カカオ分70%以上のものは糖質量が少なく、GI値も少なくなっているので、おすすめです。カカオ自体はポリフェノールなど、美容によい成分が豊富にあるので、ダイエット中に食べても大丈夫なんです。
GI値とは何ですか?
グリセミック指数 (glycemic index) の略で、食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値である。1981年にデヴィッドJ.ジェンキンズ博士らが、食品による血糖値の上がり方の違いを発見し提唱した。(引用元:ウィキペディア)
ダイエット中にチョコレートを食べたくなったら、ミルクチョコレートよりもビターチョコレートの方が糖質制限にはベスト。ビターなものは甘みが少ないため、量を食べてしまいがちな分、注意も必要です。また気をつけないといけないのは、糖質Oや砂糖不使用ってでてるもの。これらは、ショ糖が使われてないだけで、他の糖類が入っています。糖類にはいろいろあって、ショ糖とはブドウ糖と果糖がひっついたもののことを指します。また人工甘味料が代わりに使われていたりも多いです。そのため、安易に手を出さないほうがいいですよ。
シュークリーム
甘いスイーツのなかでシュークリームは、実は低カロリー。ケーキやバウムクーヘンが400calに近いのにたいして、シュークリームは300kcal以下。ケーキなどとくらべて、カロリーの高いスポンジがつかわれていないためです。
ボリューミーな見た目から、満足感もあり、食べすぎることもありません。
8個セットではいったミニシュークリームなら、1個のカロリーは約50kcal。ちょっとした間食に最適です。
まとめ
ダイエット中にコンビニを利用するときは、つぎのことに気をつけましょう。
- 弁当は買わない、単品を買う
- 夜遅くの間食は、糖質量10g以下のものを選ぶ
- 甘いものがほしくなったら、カカオ70%チョコやシュークリームがおすすめ
コンビニに行かないようにするのも大切ですが、お店の前を通るとついつい寄ってしまいそうになります。何度も何度もガマンするよりは、コンビニをダイエットの味方につけたほうがストレスなし、ダイエットも成功しやすくなるでしょう。